【定年まであと10年】家計簿公開!50代共働き夫婦が老後に向けて今すべきことは?

住宅購入に子供の進学、日々の仕事と慌ただしく30代40代を駆け抜け、あっという間に50代。あと10年もせずに定年退職後の生活が待っていると思うと、時間の経過に驚く方も多いのではないでしょうか。

実は、50代の方のお金の相談はとても多いです。
職場では退職一時金の見込み額が案内されたり、延長雇用で定年後に仕事を続ける上司の様子を間近でみることで、老後を自分事としてとらえる機会が多くなります。

家庭内でも、お子さんの最終進路が決まり学資保険が満期になったり、住宅ローンの残高が減少し完済が見えてくるのが50代の特徴です。
今まで教育費や住居費という支出が多かったご家庭も、「そろそろ自分の老後資金を一番に考えたい」と思われるのがこのタイミングです。

それと同時に、自分の老後の生活を考えた時に、沢山の心配事が押し寄せてきて、老後資金の相談される方がとても多いです。

できる限り長く働きたいが、親の介護や自分の病気で定年後に働けなかったらどうやって生活すればよいだろうか。
退職一時金や、今まで貯めた貯蓄を早くに取り崩してしまって、将来お金が足りなくなってしまったらどうすればよいだろうか。

このような心配はありませんか。


特に、長く働きたい一方で自分の健康状態に不安を抱える50代の方は多いです。


身体的にはもちろん、経済的にも健康にセカンドライフを過ごしたい。
そのためには家計の状況を確認して、将来資金不足が起こらないよう見直しておくことが、定年退職が近づく50代のご家庭には重要です。

老後を考えると心配事が絶えないですが、ポイントを押さえて一つずつ解決策を考えていけば、定年までの時間を有効に使い、退職後の快適なセカンドライフを描けるようになると思いませんか。

定年退職までにできることはいくつもあります。


実際の家計簿を見ながら検証してみましょう。

家族構成

  51歳 会社員 年収700万円
  50歳 会社員 年収400万円
長男 20歳 私立大学
次男 18歳 私立大学

共働き夫婦で持ち家(築20年の一戸建て)、6年前に住宅ローンを借換。
住宅ローン、水道光熱費、保険料支払い、貯蓄は夫婦共通の口座(夫名義)でお互い残高を確認できるように管理。
今年から次男が大学へ進学。
2人の大学の学費は学資保険の満期金と貯金で補える見込みだが、学費の支払の度に毎年貯蓄残高が減少することに不安がある。
定年までにもっと貯蓄を積み上げて、老後資金を確保しておきたい。
夫婦とも健康診断で指摘があり、数値改善のため通院治療中。

月の家計簿

その他支出

・固定資産税(年間20万円)
・長男学費(年間80万円)
・次男学費(年間80万円)

ボーナスのつかいみち

・固定資産税の支払い(年間20万円)
・帰省、旅行、レジャー資金(年間30万円)
・家具、家電の買い替え(年間20万円)
・貯蓄(年間40万円)

ポイント①住宅ローン

このご家庭の非常に良いポイントは、住宅ローンを途中で借換したことです。購入当初(20年前)の住宅ローン金利は4%でしたが、借換をしたところ月の返済額が4万円近く減少しています。この時期に住宅購入をされた方はローン金利が現在と比較すると高いため、借換を検討して固定費の見直しをしましょう。

ポイント②保険の見直し

月の保険料の支払いが夫婦合わせて約5万円、全て掛け捨ての保険です。働き盛りで収入もそこそこある、子供が社会人になるまではもしもに備えて手厚く生命保険をかけておきたいと考える方は多く、50代は保険料負担が大きい家計をよく見かけます。
このご家庭は、お子さんの最終進路が決まり、卒業までの学費の支払い目処も立っています。10年以上前に加入したままの生命保険の保障額は、このタイミングで見直しをしましょう。「子供の教育費や養育費が不足しないように」という目的から、「自分が亡くなった時の葬儀費用や財産整理費用」という目的へ変えて、適切な保険を選択しましょう。
また、高血圧や高脂血症などの治療をしている方も多い年代です。大きな病気に発展する前であれば、通院中でも保険に加入できることが多いです。
50代は、「保険を自由に見直しできる最後のタイミング」だと覚えておきましょう。

ポイント③貯蓄・運用

住宅ローンや保険の見直しで家計の固定費が浮いた分は、老後に向けての貯蓄に回しましょう。このご家庭は既に住宅ローンは見直し済み。保険はこれから見直しをすると保険料負担は今より抑えられそうです。固定費を安くできた分は、貯金や投資で貯めるのも良いですが、50代であれば葬儀費用や財産整理費用を準備しながらお金を貯めることのできる終身保険も選択肢になります。
手厚い掛け捨ての生命保険から、資産性のある生命保険へ見直すご家庭は多いです。
また、今まで貯めてきた貯蓄残高も、老後まで使わないお金は運用商品へ預け替えを検討するのも良いです。取崩しまでに10年以上時間の猶予があるお金であれば、預貯金以上のリターンが期待できる金融商品で増やすのも良いですね。

後回しにせずきちんと取り組むことで退職後の生活への不安が軽減できるなら、50代の家計の見直しはとても重要だと思いませんか。


家計簿を見てみると、年金生活になっても必ずかかるお金と、住宅ローンや子供に関わる支出など老後には必要ないお金がわかります。
また、50歳を過ぎてからの誕生月に届く「ねんきん定期便」には、65歳以降受け取る公的年金の見込み額が記載されるので、老後の収入も現実的な数字が見えるようになります。


年金生活になってからの家計の状況が予測できれば、漠然とした不安は解消できますね。


退職金や現役のうちに貯めた貯蓄は、自分が100歳まで生きることを想定して計画的に取り崩しましょう。
そのために定年後も短時間で働いたり、長いセカンドライフの時間を使って退職金を活用して資産運用を継続するなど、様々な選択肢があります。


定年までの時間を使って、夫婦で充実したセカンドライフを過ごすために話し合う時間を持つことも、とても大切です。

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