ゴルフ保険とは? ~賢い備え方で安心してゴルフを楽しもう!~
皆さん、今年はステイホーム期間を機に、新しい趣味をはじめられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
中でもゴルフは、ソーシャルディスタンスを図りながら「健康」を意識できるスポーツとして若者にも人気があり、ゴルフコンペが自粛される一方で「一人プレー」や二人一組で行う「2サム」と呼ばれる新しいゴルフ様式が流行し、個人利用の人口が増えています。
そんなゴルフも、まったく危険がないスポーツとは言い切れず、例えば自分の打ったボールが人に当たってケガをさせてしまうこともあるかもしれませんよね。そんな時に役に立つのが「ゴルフ保険」です。
では、ゴルフを始めたばかりの人や、年に数回だけゴルフに行くという人でもゴルフ保険に加入する必要はあるのでしょうか?また、すでに加入している方も「どんな時に保険に保険が下りるのだろう?」と思ったことはありませんか?
そんな疑問を解決するために、今回はゴルフ保険の補償内容から加入の必要性、加入する時のポイントや保険金請求時の注意事項までお伝えしていきたいと思います。
ゴルフ保険ってどんな時に使えるの?
まずは、ゴルフ保険にはどんな補償があるのか見ていきましょう。
1.ご自身のケガの補償(傷害補償)
ゴルフ場を回っていると、コースによっては足場が悪かったり、傾斜が急な場所もありますよね。
例えばそのような場所でつまづいて骨折してしまった場合や、他にも、スイングした衝撃で肋骨を骨折してしまったケースなど、偶発的なケガに対して保険金を受け取ることができます。入院や通院による治療から、後遺障害のリスクにまで対応しています。ただし、ゴルフ肘や腰痛など、慢性的なものについては対象外となります。
2.第三者に対する補償(賠償責任補償)
他人にケガを負わせてしまった場合や、他人の持ち物を壊してしまった場合にも保険金を請求することができます。
例えば、ふりかぶったクラブが人に当たってケガをさせてしまったり、打球が建物や車に直撃してしまった時などが対象となります。
3.ゴルフ用品に対する補償(携行品損害補償)
ゴルフ保険は、ゴルフ中に起きたケガの他に、ゴルフ用品についても補償があります。
例えば、ゴルフクラブを岩に当てて折ってしまったり、ゴルフ用品の盗難にあってしまった場合などに保険金を請求することができます。ただし、補償されるのは該当用品の購入価格ではなく、経年劣化等を考慮した「時価総額」となります。また、ゴルフ用品を置き忘れてしまった等、自身の過失によるケースは対象外となるので注意が必要です。
4.ホールインワン・アルバトロスを達成した時
ホールインワン・アルバトロスを達成した時には、祝賀会費用として保険金を受け取ることができます。
ただし、ホールインワン・アルバトロスを達成した時に祝賀会を開くというのは、日本ならではの習慣であるため、海外でホールインワン・アルバトロスを達成しても保険金を受け取ることはできません。
ゴルフ保険って絶対必要?
結論から言ってしまうと、初心者でもベテランでも、ゴルフを行う時にはゴルフ保険に加入しておくのが賢明です。初心者の方は、ホールインワンなどあり得ない、と思うかもしれませんが、人にケガを負わせてしまった時には、ケガの程度によって多額の賠償金を支払わなくてはいけないケースもあります。
しかし、改めてゴルフ保険に加入しなくても、以下のように既に加入している生命保険・損害保険に加え、オプションとして付加できる特約によってゴルフ保険の補償の大部分をカバーできるケースがあります。そのため、 まずはご自身でご加入している保険の内容を確認してみることが大切です。
- ご自身のケガ → 生命保険・医療保険
- 第三者のケガ → 損害保険に付加できる「賠償責任補償特約」
- ゴルフ用品の破損・盗難 → 損害保険に付加できる「携行品補償特約」
ただし、ホールインワン・アルバトロスの費用については、ゴルフ保険ならではの保障となるため、ホールインワン・アルバトロスについての補償を考えている人は、ゴルフ保険に加入する必要があります。
またゴルフ保険には、期間が1年間や3年間といった長期のプランに加え、1日限りのプランもあり、数百円程度で加入することができます。まだゴルフを始めたばかりで、どれくらい通うかの目処がつかない方は、単発での加入を検討するのも1つの選択肢となりますね。
ゴルフ保険加入時・請求時のポイント
最後に、ゴルフ保険に加入する際にチェックしておきたいポイントや、保険金請求時の注意点についてお伝えしたいと思います。
加入時のポイント
1.自宅でのゴルフ練習についても対象かどうか
ゴルフ保険における「ゴルフ場」の定義は原則、「料金を支払ってゴルフを行う場所」 とされているため、ゴルフ練習場で起きた事故についても対象となります。
しかし 保険会社の中には、自宅でのゴルフ練習についても対象としているものがありますので、 広いお庭をお持ちの方などは検討の視野に入れてみるのも良いかもしれません。
2.海外でのプレーについても対象かどうか
先に述べたように、海外でのホールインワン・アルバトロスについては基本的に対象外となりますが、その他の保障については、海外でも適用になるかどうかは保険会社によって異なってきます。
コロナが収束し、海外でのプレーを検討されるときには注目したいポイントとなりますね。
請求時のポイント
まず事故が発生してしまった場合には、すぐに加入の保険会社に連絡し、指示を仰ぐことをおすすめします。 しかし、どこの保険会社だったか忘れてしまったり、保険会社が休日に対応を行っていない場合も考えられますよね。そんな時は、以下のものを用意しておきましょう。
- ゴルフ場で発行される「事故証明書」
- 治療にかかった病院の領収書
- 破損したゴルフ用品の写真
また、ゴルフ用品については、購入金額から経年劣化を考慮した「時価総額」の補償となるため、高額のものについては、購入時の年月日や金額の記載された「保証書」等を保管しておくとよいでしょう。
ホールインワン・アルバトロスについては、同行者やキャディさんといった「第三者の証言」と、事故と同様にゴルフ場で発行される「証明書」、そして祝賀会開催費用の「領収書」が必要となりますので、こちらも保管するように心がけましょう。
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